どうも、フリーランスエンジニア2年目のMakotoです。
フリーランスに転職した後、お義父さんに事後報告したら色々と心配されたんですよね。特に損害賠償責任について。
正直、税金の心配ばかりしていて、損害賠償保険のことは全く調べていませんでした。。
今回はそんな疑問をお持ちの方に向けて、私の体験談を元にお話ししたいと思います!
損害賠償保険とは?
損害賠償保険って聞いたことありますか?
言葉は聞いたことあってもどんな保険なのかイマイチわからない方も多いのではないでしょうか。私はよくわかっていませんでした、ハイ。
損害賠償保険とは、取引先に損害を発生させてしまった時の備えとして加入する保険のことです。損害発生のケースとしては次のようなものがあります。
・情報漏えい
・著作権侵害
・納品物の瑕疵(かし) ※瑕疵とは平たく言うと不備、欠陥のこと
・納期遅延
・対物・対人の事故
会社員の場合、たとえ、一個人の「うっかり」で情報漏えいしたとしても、訴えられた場合の賠償金や諸費用は会社が支払います。
フリーランスの場合はそうはいきません。損害賠償は個人に対して求められますので、数千万円もの費用が発生する可能性もあります。
そうしたリスクの備えとして損害賠償保険に加入しておくと、賠償金の全額、または一部を保険金で補うことができるのです。事故がないのが一番だけど安心。
オススメの損害賠償保険
ということで、お義父さんを安心させるためにも 自分の身を守るためにも損害賠償保険の加入は必須なんだと感じ、すぐに加入しました。
それでは、私がオススメする損害賠償保険を2つご紹介します!
2つとも私が実際に利用しているサービスです。
その1.フリーナンス(FREENANCE)「あんしん補償」
フリーナンスは、個人事業主向けに提供されている「お金と保険」のサービスで、「GMOクリエイターズネットワーク」によって運営されています。
現時点で次の3つのサービスがあります。
・あんしん補償
・即日払い
・あんしん補償プラス
この中の「あんしん補償」が損害賠償保険にあたります。
フリーナンスの「あんしん補償」のスゴイところは、なんとサービス利用料が無料!ずっとタダ!(残り2つは無料ではありません)
申し込みをして専用口座を開設するだけで最高5,000万円の補償を受けることができます。補償額は損害内容にもよりますが、無料なので迷ったらとりあえず加入しておくと良いのではないでしょうか。今すぐ無料登録
残りの2つも簡単にご紹介しておきますね。
「即日払い」は請求書を買い取ってくれて即日払いしてくれるサービスです。通常は、取引先に請求書を送付してから実際に入金されるまでにはタイムラグがありますが、フリーナンスが立て替えて即支払ってくれるってことですね。
手数料が3~10%かかるので私は利用したことはなく、オマケくらいに考えておくのが良さそうですが、取引先によって支払いサイクルがばらばらなどの理由で資金繰りが面倒な方にはメリットがあるかもしれません。
出典:フリーナンス
「あんしん補償プラス」はケガや病気で働けなくなった場合に最長1年間の所得の補償が受けられるサービスです。毎月掛金を支払って万が一の時に保険金を受け取ることができますが、個人的には以下の記事でご紹介した「PE共済会」のほうが補償の範囲が広くお得だと感じています。
※「PE-共済会」はPE-BANKに登録して、開業届などのプロ契約基準を満たしていると加入することができます。つまり、PE-BANKでいつでも案件受注できる状態であればよくて、PE-BANK経由で稼働していることが条件ではありません。
その2.フリーランス協会「賠償責任保険」
フリーランス協会は、フリーランス向けに保険や福利厚生サービスを提供している非営利団体です。
正式には「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」と呼びます。ながっ。
プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会は、独立して活動するプロフェッショナルや、 企業に属しながらキャリアを複線で築くパラレルワーカーの有志が主体となって設立された、 フリーランスによる、フリーランスのための、非営利団体です。
出典:フリーランス協会とは
無料で入会することもできますが、年会費1万円の「一般会員」プランに入会すると次のようなサービスを受けることができます。
・賠償責任保険
・福利厚生サービス 「WELBOX」
・所得補償制度
フリーナンスと違ってこちらは有料ですが、月額換算すると800円程度なのでそれほど高くはないなという印象ですし、有料だけあって補償も手厚く最高1億円まで補償を受けることができます。フリーナンスの2倍。
ちなみに、「正社員並みの保障」を謳っているフリーランスエージェントの「Midworks」で仕事が見つかると、フリーランス協会の一般会員のサービスが付帯するので無料になります。これはスゴイ
こちらもその他サービスを補足。
福利厚生サービス 「WELBOX」では、色々なサービスを割引価格で利用できたり特典を受けることができます。
たとえば、クラウド会計ソフトの割引、ネットバンクの手数料優遇、モバイルルータの割引などですね。フリーランスとして活動開始する時に必要になりそうなサービスが割引価格で利用できるのは嬉しいですよね。
フリーランスになったことをお義父さんに報告したら、賠償責任とかの心配をされたのでフリーランス協会に加入しました。福利厚生のWELBOXなんかも付いてて良さげですねぇ。https://t.co/HjgmJ2980A
— MakotoOkada@Azure入門講座講師 (@m_oka_system) April 16, 2019
私もこのあたりの福利厚生サービスに魅力を感じて加入したんですが、帳簿は税理士さんに丸投げにしてクラウド会計ソフトは見送ったり、モバイルルーターは提携サービスよりFUJI Wifiのほうが(私の場合は)お得だったりで、結局、利用はしませんでした。
あと、ユニークなのが「UberEatsに登録して30日以内に10回配達を完了すると1,000円の報酬上乗せ」ってのもあります。注文するほうじゃなくて、配達するほう。笑
「所得補償制度」はフリーナンスと似たような任意加入のサービスですが、1口あたりの月額保険料が少しお高いようですので、所得補償だけ比較するとフリーナンスのほうがオススメです。
まとめ
今回は、フリーランスにオススメの損害賠償保険についてお話ししました。
とりあえず無料で補償を受けたい!って人はフリーナンスを、少しでも補償を手厚くしたい、福利厚生サービスに魅力を感じるって人はフリーランス協会を利用するのが良いのではないでしょうか。
フリーランスとして安心して活動するためにも、万が一の備えはしっかりしておきたいですね。
それでは、また。