どうも、フリーランスエンジニア2年目のMakotoです。
3回連続「3選シリーズ」です。(たまたまです)
私は2019年に独立してからこれまでずっとPE-BANKというフリーランスエージェントにお世話になっています。
エージェント選びは、比較サイトなんかを見ればある程度メリット/デメリットがわかりますが、
と気になったことありませんか?
そこで今回は、私が実際にPE-BANKを利用してみて良かったポイントをご紹介します。
PE-BANKってどんな会社?
株式会社PE-BANKは、まだフリーランスエンジニアという言葉が馴染みのない1989年(平成元年)から30年以上、フリーランス専門エージェントとして業界を牽引しているパイオニア的な存在の企業です。
早くからやっているだけあって、現時点で全国9拠点(札幌、仙台、東京、名古屋、京都、大阪、岡山、広島、福岡)をサポートしていて、地方にめっぽう強いエージェントとして知られています。
フリーランスエージェントを利用する目的って「仕事を見つけること」なので、地方に住んでいる方からするとぶっちゃけ「地方の案件を持っていること」が最大のオススメポイントなんですが、今回はそれ以外のオススメポイントもご紹介していきます。
PE-BANKのオススメポイント
マージン率が公開されていて安心!
エージェントはあなたの代わりに案件探しや事務手続きなどの煩わしい業務を代行してくれます。当然ながら、その見返りとして「マージン」という名の手数料を抜かれます。
PE-BANKではこのマージンの比率(正確には分配率)が公開されており、しかも、長く働けば働くほどエンジニアの取り分が増えていく仕組みになっています。
報酬受取回数 | エンジニア分 比率 | PE-BANK分 比率 |
1回~12回 | 88% | 12% |
13回~24回 | 90% | 10% |
25回以上 | 92% | 8% |
PE-BANKの比率は8~12%ですね。このマージン率、他のエージェントでは非公開になっていてどれくらいの比率で抜かれているかわからない場合がほとんどです。
ですので、私があなたにお伝えしたいのは
・・・っていう話ではありません。
それはそれでたしかに安心なんですが、たとえばレバテックのようにマージン率が非公開であっても、エンジニアの取り分がいくらぐらいなのか単価の相場は教えてもらえます。(スキル見合いと言われることも多いですが)
ですので、希望単価以上であれば私はマージンがどれくらいかそれほど気になりませんし、単純にPE-BANKや他のエージェントと単価を比較すれば、その案件の単価の妥当性がある程度わかると考えています。
エージェントを複数登録しておいたほうが良い理由は以下の記事でもご紹介しています。
私がスゴイと思ったのは、エンジニアの取り分が段階的に上がっていく点です。途中にブランクがない前提で、1年後には2%、2年後には4%、初めの手取りより確実にUPすることになります。そう、確実に。
例)単価が税抜き60万円の場合 ※PE-BANKの単価提示は税抜き
単価 × エンジニア比率 × 消費税10% = エンジニア取り分
1年目 600,000 × 0.88 × 1.10 = 580,800円
2年目 600,000 × 0.90 × 1.10 = 594,000円 △13,200円
3年目 600,000 × 0.92 × 1.10 = 607,200円 △26,400円
正社員の場合、1年間で月給が1万円以上も昇給するなんてそうそうありませんよね?私もサラリーマン時代は上がってもせいぜい3000円程度の昇給でした。
手取りUPが約束されているこの仕組みはほんとスゴイ。
独立を考えたとき、最初は仕事が見つかればエージェントはどこでもいいと考えていましたが、今はできるだけPE-BANKを利用したいなと感じるようになりましたね。
PE共済会がスゴイ!
PE-BANKには「PE共済会」という独自の福利厚生サービスが用意されています。
出典:PE共済会
ケガや病気で働けなくなった時の所得補償手当てや、一般的な医療保険の保証内容、その他、貸付制度などフリーランスならではのサービスが提供されています。加入にあたっては面倒は告知も不要。
PE共済会は、年齢とコースにより月額の会費が異なっていて、年齢が高いほど、保障が手厚いコースほど、会費も高くなる仕組みです。
私は20万円コース(3800円/月)に加入していますが、もともと加入していた医療保険と保障内容がそれほど変わらないのに月額1000円以上安くなったので、医療保険はすぐに解約しました。
このPE共済会、事業保障や生活保障が幅広くサポートされているところもさることながら、個人的にスゴイなと思ったのは、入院日額手当てが最低でも1万円で、しかも、本人の加入で家族も対象となるところですね。ファミリーにも優しい。
ちなみに、共済会費はこちらのQ&Aにあるとおり「生命保険料控除」の扱いにはなりませんが、「諸会費」か「福利厚生費」として経費にすることができます。
おうちでドック無料がスゴイ!
おうちでドックってご存じですか?
「おうちでドック」は、自宅で数滴の血液と尿を検査して、
がんや生活習慣病を調べることができる郵送型検査キットです。おうちでドックより引用
つまり、自宅にいながら人間ドック並みの検査が可能という画期的なサービスなんです。おうちでドックは「ハルメク・ベンチャーズ株式会社」という会社が提供しています。
このサービス、がん+生活習慣病の検査を行う場合の価格が税込21,780円なんですが、PE-BANKの福利厚生で1年に1回、なんと無料で受けることができます。しかも、配偶者もタダ!2人で43,560円のところ実質0円!やっぱりファミリーにも優しい。
去年、夫婦で初めて利用してみたんですが、検査自体はとってもカンタン。ただ、初めてでしたし血を採取するのも怖かったんで、説明書は念入りに読みましたけどね。検査よりも、問診票とか返信用封筒とかの記入のほうが面倒だった印象。
約2週間後に検査結果が送られてくるのですが、特に異常はなくてホッとしました。
PE-BANKの公式Youtubeでおうちでドックを実際に試している様子の動画が公開されていますので、気になる方は以下の動画をチェックしてみてください!
少し補足をしておくと、おうちでドックはがんの腫瘍マーカー検査や尿検査によって病気のリスクチェックを行うためのもので医師の診断を伴うものではないので、「これさえやっておけば大丈夫!」といった万能サービスではありません。
レントゲンなどの画像診断もできませんし、定期健診などと併用するのが良いと感じています。私は先月に定期検診を受けてきたところなんですが、2~3か月後におうちでドックを利用しようと思っています。
PE-BANKのここがツライ!
つらみポイントはなんといっても支払いサイトですね。
PE-BANKの支払いサイトは40日です。末締めなので、翌々月の10日が入金日です。
例)8月1日~31日の支払い → 10月10日
※10日が土日祝の場合は翌営業日
何がツライって転職したタイミングの移行期間です。会社を退職する時、最後の給料って社会保険料を2か月分支払わなければならない場合があるんですよね。これは意外と知られていない落とし穴です。
私の場合、2019年3月末に退職して、3月の最終給料が手取り11万円程度でした。
そして、フリーランスとして働いた4月1日~4月30日稼働分の入金が6月10日です。
6月まで2か月間、収入なしにどんどん貯金が減っていき、とてもストレスだったのを覚えています。。独立と同時に副業の準備に取り掛かったので、何かと物入りで出費がかさんだのもありますが。
支払いサイトによっては、ある程度お金に余裕を持って転職したほうが良いですし、人にもよりますがそれなりに精神的な負担を強いられますので心の準備をしておきましょう。笑
一応ご紹介しておきますと、PE-BANKでは「報酬早払いサービス」というものがあり、支払いサイト20日(翌月20日入金)にすることができます。ただし、手数料が報酬の3%かかりますのであまりオススメはしませんが、移行期間を乗り切るため!など一時的な用途としては利用する価値はあると思います。
まとめ
今回は、実際にPE-BANKを利用してみて感じたオススメポイントを3つお話ししました。他にもたとえば次のような福利厚生もあるんですが、まだ利用したことないので今回は除外しました。
・ディズニーチケット付きフェスティバル
・確定申告フルサポート
・フィットネスクラブ補助金
特に「ディズニーチケット付きフェスティバル」は毎年12月にPE-BANKのエンジニアが全国から集う目玉イベントらしいので、また参加する機会があればご紹介したいと思います。今年はコロナの影響で開催自体が厳しそうですね。。
それでは、また。